中間検査完了

本鵠沼の家2018/11/12

『本鵠沼の家』は外壁下地合板張まで完了し構造軸組の中間検査を受けて無事合格しました。この後アルミサッシ取り付け、電気給排水配管、断熱材吹き付けという工程へと進みます。それとこの家に関しては省エネ等級4という住宅性能証明を贈与税減免のために取得しますので省エネの中間検査も断熱施工後に受ける必要があります。



この現場への道中の海沿いにあって、何なんだ!津波避難ビルなのか?家なのか?と仲間内でも話題となった新築の建物。最新の建築雑誌に掲載されていて答えがわかりました。津波の際には近隣住民の避難所として開放する家だそうです。外部スロープだけで各フロアを行き来するという割り切り方が斬新ですね。建築のプロ的考察では外部スロープはおそらく跳ね出しバルコニー扱いで厳しい建蔽率と容積率のどちらにも算入されなくて敷地面積の有効利用と、海への眺望を獲得できているのが発明的です。