鎌倉のマンションリノベが完成間近です。入退去のタイミングで行う内装リフォームと設備機器の交換のついでに使いにくかった水廻り空間のレイアウトを変えるというリノベーション。解体部分も限定的なので工事期間も１か月ちょっとで出来上がろうとしています。

水廻り以外の居室は既存フローリングの上に張ってあったビニールフローリングを撤去して木製無垢のリフォーム用フローリング（厚み6ミリ）を上張り。壁、天井はビニールクロスの張り替えと１室あった和室を洋室へと変更。システムキッチンも新しく入れ替えました。

リノベ中の水廻り空間。最近の水廻りの高級志向を少し気にして洗面器は高いものを使っています。空間が限られているので洗面化粧台を使わない代わりにかなり大きな陶器の洗面器をタイル張りした壁面に設置。間接照明を設けた壁にはこれからミラーキャビネットを設置し、可動棚やタオル掛をニッチ空間に設けて収納を確保していきます。


リノベ前の水廻り平面図。洗濯機スペース、洗面化粧台、下足入れが極小なわりにトイレや廊下に無駄に余裕があったのを

リノベ後の水廻り平面図。少しサイズアップしたユニットバスを既存躯体ぎりぎりに向きを変えて設置することで生じた空間を無駄なく活かしきれるように再レイアウトしました。