杭打ち中

鎌倉N邸2008/3/8

うちの事務所は土日は基本、休みですが現場は当然動いてます。
(現場は盆と正月以外は普通祝日もありません。)
鎌倉N邸、杭を打っているところを見に、ふらっと立ち寄ってみました。


先端がスクリュー状になっている鋼管杭を、所定の位置にセットし、回転させながら
圧入させていきます。地面に対して杭が真っ直ぐ垂直に打ち込めるように、アームを
微調整しながら慎重に打ち込んでいます。
事前のボーリング調査によって決めた深さまで打ち込むのですが、回転させてもほとんど
杭が潜り込まなくなった時点で、先端が固い地層に達したということなので打ち止めです。
昔の現場ではコンクリートの長い杭を、重りを落としてカンカンと打ち込んでいたのを子供の頃の
記憶で覚えています。打ち込むときの騒音と振動は激しくて、今はこのような音も振動も
ほとんどない回転圧入式の鋼管杭が主流になってます。残土もほとんど出ないし、
逆回転させると簡単に抜くこともできるのでとてもすぐれものなのです。

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