伊勢佐木町商店街を象徴する建物、横浜松坂屋本店がなんと
解体されてしまうそうです。（うちの事務所のすぐそばです）
1921年築の建物だそうで、すごくもったいない話。
下層階が商業施設、上層階がﾏﾝｼｮﾝというよくあるﾊﾟﾀｰﾝの複合ﾋﾞﾙに
建替えられてしまうらしくて、この商店街も大きく様変わりさせられて
しまいそうな予感。
ゆずを生んだこの街、夜の8時を過ぎると松坂屋や書店の有隣堂など
商店がｼｬｯﾀｰを下ろし、入れ替わりに路上ﾐｭｰｼﾞｼｬﾝや酔客が集まって
きては昼間のにぎやかな商店街とはまた別の表情に変わります。
このﾌﾞﾛｸﾞを書いているこの時間も窓の外からは路上ﾐｭｰｼﾞｼｬﾝの歌声が
あちこちから届いてきます。
歩行者専用の街路樹のﾓｰﾙが見えなくなるずっと先まで延々と続くこの
商店街。ｱｼﾞｱ各国他いろんな国の人や、お年寄りから学生、子供、
いろんな世代の人達の活気にあふれ、戦禍を生き延びた歴史や伝統も
あって、ﾒﾘｰさんみたいな有名人もいれば、しょっちゅう何かお祭り騒ぎを
やってたりと、とても魅力に溢れてます。
松坂屋の他にも不二家や有隣堂など古い建物を大事に使い続けている
店舗がいくつもありますが、相次いで撤退と言うようなことになってしま
わないか、、心配です。