施主塗装x3種

葉山のアトリエ2017/3/22

『葉山の新アトリエ』の現場。今週はほぼ施工者モードとなって施主施工の塗装をできるところから始めてます。

大工さんの工事は内部はほぼ終わって、今日からは造作家具の搬入取付も始まっているようです。

今週頭の2日間で3階部分の、シナベニヤ壁のウレタン塗装、浴室のヒバ壁天井の撥水材塗、杉板壁、枠廻りの桐油塗りの3種類の塗装を自らやってみました(疲れ果てて写真を取り損ねてますが)。やっぱり実践してみると失敗したり、いろいろとわかることもあってとても勉強にはなりますね。

・ウレタン塗装:シナベニヤは1回目を塗ったとたん表面がものすごくけば立ってくるので、400番のヤスリでこすってから2回目の塗装。やはり2回目はあまり塗料ものらず。つや消しウレタンクリアーを2回塗り重ねてしまいましたが、1回目はツヤ有クリアーを塗るのが正解。

・撥水材:木童の超・撥水というシリコンの撥水塗料をコテバケで塗ってみましたが、コテバケの活躍であっという間に塗れてしまう。乾きも早いので2回目も楽々。シンナー臭が強くてせっかくのヒバのいい匂いが消えてしまって心配しましたが、乾いてくるとヒバの強烈なにおいが復活。

・桐油:まずは1回目を塗ってみました塗料の伸びはとても良いです。ウェスでふき取る前提ですが、刷毛だと塗りすぎとなりやすいので刷毛使いの加減がそれなりに難しい。桐油の匂いは「歌舞伎揚」の匂いそのもののよう。
その他、前回塗装した外部木部のウッドロングエコ塗と3階部分のポーターズペイント塗と、この家では5種類の塗装を施主塗装で行うことになります。まだまだ頑張らないと。