鎌倉のリノベーション現場

鎌倉のリノベーション2017/12/4

鎌倉のリノベーション工事の現場はクリスマスのお引き渡しを目指して何とか順調に工事は進んでいます。大工さんの木工事もそろそろ終了でこの後は仕上げ工事。今日は隣の家に仮住まい中の建て主さん宅から飼い犬が現場に一人で遊びに来ていて、大工さん、監督ともども和ませてくれます。聞けばよく遊びに来ているようで工事中の室内までには決して入ってこないという賢いワンちゃんです。

この建物はコンクリート打ち放しの共同住宅の一部でメゾネット形式となるオーナー邸部分。断熱材も入っていない内外ともコンクリート打ち放しなのですが寒さは感じてはいないということで、特に断熱補強することなく、使い勝手があまり良くなかったキッチンの改修をメインにラーメン式鉄筋コンクリート造の天井部分をすっきりさせるなどのデザイン的な改修を施します。

 

リノベーション前の室内がこちら。

天井の梁と、変形窓のカーテンボックスが目立っていて気になったので、思い切って梁を隠すようにダイニング部分の天井は下げて、カーテンボックスも垂れ壁の中に隠蔽し、天井高さの高低差を活かして間接照明を設けます。



キッチンから水廻り部分などへの家事動線も整理し、同じく天井を低くして天井高さいっぱいまでの引き込み戸や壁面収納家具などを設けることで、天井は低くなったのにかかわらず逆に部屋は広く感じさせられそうです。