小屋の完了検査

神大寺の家2021/7/21

『神大寺の小屋』が外構を残してほぼ完成し、今日は確認検査機関による完了検査でした。床面積20平米の平屋ですがしっかり完了検査は受けないといけません。用途が事務所なのでこんなに小さくても、住宅よりも検査手数料が高いのです。

タイニーハウスと呼んでも良いようなささやかな建物ですが、母屋の住宅と合わせた素材を使っていますので並んで一体感があります。

準防火地域ですが、納まりを工夫して合法的に外壁も軒裏も板張としています。

天井は野地板の合板表しの上に断熱材を入れて野地板を2重にした納まり。床も全て土間なので電気配線のルートが取りにくくちょっとした工夫が必要です。
床の土間は割とよく使っているアクアカラーというコンクリート用のステイン塗料ですが、いつもクリア色でコンクリートの色そのままに見せていたのを今回初めてグレー色を使ってみました。少しだけ顔料が入っているのですがこれがなかなか高級に見えます。