清里へ

建物2008/6/16

昨日今日と、住宅を設計する建築家の集まり「NPO法人家づくりの会」の
年に1回行われる総会。清里まで1泊2日で出かけてきました。


行列のできるソフトクリームで有名な清泉寮。ここに泊まりこんで会が開かれます。
早めについたので同乗の先輩建築家達と近くの建築巡り。
一度見て感銘し、もう一度みたかった八ヶ岳高原音楽堂。
運良く中まで見せてもらえました。最高に素晴らしいです。
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建築家T氏の乗ってきたスーパーセブンに乗ってみんな記念写真。
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一日目、白熱の議論のあとはお酒を飲んで熟睡。
梅雨の合間なのに2日目も最高の天気です。
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建築家H氏の別荘が近くにあるということでみんな見学。
その後は個人的に今回の目玉としていた「中村キースヘリング美術館」へ。
村野藤吾賞を受賞した建築です。
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そっけないエントランス。キースヘリングの絵の一部のようです。
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ウルトラマンや岡本太郎を連想させる色使い。意外と緑にうまく溶け込んでます。
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キースヘリングはストリートをキャンパスに変えたアーティスト。美術館に展示されることが最も似合わない人。
そのキースヘリングのための美術館をどのように考えたのかについて大変興味深く観察。
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展示室はほとんどの床が傾いていたり、真っ暗な通路だったり、壁面がそのまま壁画の
額縁のようになっていたりとストリートの空気感を再現してます。
白い箱となってしまうことを必死で避けているように感じられました。
造形力抜群の建築家北川原温氏の作風とうまくマッチし、キースヘリングらしい美術館。
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その後はリゾナーレのガーデンチャペルをチラッと見て帰途へ。
天気に恵まれ、建築も十分堪能できた2日間でした。

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