
三浦海岸の家
三浦海岸より一本内陸側に入り古くからのお店や事業所も立ち並ぶ、旧道沿いの敷地に建つパン屋との併用住宅の計画。道幅は広くないが海へと抜ける道にも面した角地の利点を活かして、1階の店舗は2方向に大きな開口部を設けて目立ちやすく開放的な店構えとした。店舗の開口部の前には奥行1間のピロティをl型に設けてあって、屋外での飲食や販売展示、イベントなどの他、雨天時にも有効に活用できるスペースとして街に開いている。店舗はパンのイートインもできる売り場と大型オーブンを備えた厨房とでほぼ二分していて、厨房は南側の庭にも面した明るい空間となっている。パンの他に本とレコードも販売できるよう売り場に据え付けた広いカウンターはパン販売用とそれ以外用で左右で使い分けできるようにした。カウンターやその背後には店主の趣味でもある音楽を聴くためのオーディオやDJ機器、ラジカセなどが置かれている。2階は店主家族3人が暮らす住居で、中央の天井が高いLDKに各個室や水廻りが直接面する省スペースな平面構成とした。特別なリクエストとして飼い猫のためのキャットタワー的な造作や、猫が個室やキッチンに入れないようにする建具などにも工夫をしている。
- 計画地
- 神奈川県三浦市
- 用途
- 店舗併用住宅
- 主要構造
- 木造在来工法
- 敷地面積
- 166.90㎡
- 延べ面積
- 120.89㎡
- 完成年月
- 2026年4月
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