約2年半前に完成した「羽村のアトリエ」の点検に伺ってきました。今まで特に問題もなかったのでお引き渡し後初めての点検となります。

多摩川の土手の遊歩道に面して建つ、版画のアトリエ付き住宅です。

目の前は広い多摩川河川敷に運動公園。

お引き渡し時は外構は施主工事ということで何もない状態だったのですが庭は緑にあふれています。

少しだけ雨漏りの跡らしきシミがあったので屋根の板金を一部はがして場所を特定して補修。他に階段踊り場床の大判の集成材にクラックが入って少しきしみが感じられるようになったということなのでそれもその場で補強させて頂きました。

1階の土間の広いアトリエも大きなプレス機の他、機器類で埋め尽くされています。

温かい南向きの窓と、１間の奥行きの外土間、広い庭の向こうには緑しか見えないあらためて感じる贅沢な光景。

生活感の出てきた２階ＬＤ。収納はたっぷりと設けましたがあればあるだけ物を置いてしまうそうです。つい最近お子様も生まれてお幸せそうでした。

ハーフユニットバスに桧板張りの浴室。とてもきれいに維持されています。私の自宅もほぼ同じ仕様ですがなかなかここまできれいに維持できていないです。

内壁はどこでも釘が打てるようにとのリクエストで全てシナ合板の目透かし張素地仕上げ。施主塗装にて白くペイントする予定だったのですが、きれいなのでそのまま使っているそうです。

これも施主リクエストのＵＳ製スイッチプレート。

その後どうなったのか気になっていた家だったので久々に訪問出来てとても良かったです。