子安の家

4m道路の曲がり角に面する敷地における鉄骨3階建て住宅である。周辺は住戸に囲まれているが、敷地奥の北側面の先は6M程の段差のある崖となっていて、遠くまで丘陵地の地形を見渡すことができる。敷地の法的な制限の限度まで建物は大きく確保し(天空率の検討による)、限られたコスト内での建設のため建物はなるべく単純化している。1階には車とバイクのためのガレージと予備室、2階にLDKと水廻り、3階に寝室という風に各階を明確に分離した上で、吹き抜けや外部テラスを要所に設けることで、採光と眺望、周辺からのプライバシーを確保しつつ、立体的につながりのある空間としている。

計画地
神奈川県横浜市神奈川区
用途
住宅
主要構造
鉄骨造
敷地面積
111.28㎡
延べ面積
152.76㎡
完成年月
2005年12月