交差点の2世帯住居

閑静な住宅地内の、玄関のみ共有で水廻り分離スタイルの2世帯住宅。東南の角地という日当たりの良さを活かして建物は各LDKを収容する南西向きの棟と寝室群を収容する東南向きの棟とに間取り的にも外観的にも明確に分離している。その2つの棟をつなぐ接続部分には玄関やテラスおよび水廻りを設けていて、他とは異なる外部仕上げを施す予定である。スカイラインや仕上げの異なる3つのブロックを多少の起伏をともなう交差点に向かって並列させているので、道路にそって進むにつれて違う風景が現れては消えるという、敏感かつ表情豊かな建物としている。

計画地
神奈川県横浜市栄区
用途
2世帯住宅
主要構造
木造在来工法
敷地面積
190.54㎡
延べ面積
148.22㎡
完成年月
2006年5月