台風24号の被害
未分類2018/10/5
先週末の台風24号。強烈だと覚悟してましたがやはり強風が凄くて日曜の夜はまったく落ち着いてと眠れませんでした。高台でもなくどちらかというを谷間の低地なのですが敷地が川に面しているためか、台風でなくても普段からかなりの強風が吹き付ける場所です。特に廻りに家が建ってない3階建てなので突風が吹くと少し家が揺れます。
夜中に風が何とかおさまってくれてからゆっくり眠り、朝起きてみるとやはり被害は受けていました。
川側に植えた大きな柳の木が傾いています。
鳥居支柱にくくりつけた縄が切れて元の位置から15度くらい倒れた感じ。ウッドデッキと2階のバルコニーに寄りかかって何とか完全に倒れるのは免れたようですが一部は枝も折れてしまいました。そう言われると夜中にぎーぎーと怪しい音がしていたような気もしますがこの木の音だったのかも。
この木を植えてもらった鎌倉の小野さんに翌日早速来てもらっての復旧。
傾いただけだったので何とか根が引きちぎられることもなく元に戻りました。塩害で葉っぱが茶色くなってしまいましたが来春にはちゃんと新しく葉をつけてくれると思います。
今回の台風24号はやはり強烈だったようで近隣の葉山、逗子、鎌倉あたりを巡っているとあちこちで被害が見受けられます。塀や看板が倒れているところが多く、メッシュ状で風が通り抜けるような構造のフェンスでも鉄骨の支柱ごとぐにゃりと曲がっているところもありました。小さなトタン小屋なども風が吹き込むような構造のものは全壊しているものもあります。それと風が強烈な割には雨の量が少なかったせいか樹木の煙害もひどいです。針葉樹は意外と平気なようですが広葉樹はほとんどが茶色く変色してしまっていて、近所の畑の野菜類も多く被害をうけています。
当事務所設計の建物でも2件被害の報告があり、ひとつが雨戸の戸袋の板が一枚飛んでしまったもの、もう1件は海に面する家の防犯格子戸の格子が風であおられて動くうちに壊れてしまったものがありました。今後このような強烈な台風が増えることを考えると開口部の設計も小さくするとか、雨戸をやはりつけるとか考えないといけないと感じています。