床暖房が壊れた
葉山のアトリエ2020/2/7
うちのアトリエ1階の仕事スペースの土間に入れた床暖房。電気式ヒートポンプの温水床暖房で分厚いコンクリートの蓄熱層で覆っているため立ち上がりに2時間ほど要するものの足元から快適でエアコンのように空気が乾燥せず音もしないのでとても快適に使っています。難点といえば蓄熱量が大きいため、快晴だと昼間は南面の大きな窓からの日射熱のダイレクトゲインも多くてオーバーヒート気味になりがちということくらいでしょうか(そういう日は昼過ぎにはスイッチを切ってしまった方がよい。)使い方に工夫は必要ですがイニシャルコストがそれなりに高いものの、おすすめできる設備だと思います。
ちなみに外気温10度の冬でも快晴の日は床暖房無しでも土間の床温度は窓辺で30度まであがります。日の当たらないところの土間でも20度くらい。3月ごろになって太陽高度があがってくると窓の日射のダイレクトゲインが小さくなるので、12月や1月よりも3月の方が寒く感じたりします。
その床暖房が3シーズン目にして初めて壊れてしまいました。自分で不凍液などの残量など確認しましたが問題なさそうで、ダイキンのサービス窓口に連絡してエラーコードからポンプ関係の故障だということが判明してすぐに修理依頼。早速翌日には保守サービスの担当の方がきてくれました。
ヒートポンプ室外機の上蓋を開けた内部。調べてもらったら中央のポンプユニットを新しいものに交換すれば動くということが判明。但し多分あまり床暖房に詳しくないサービスの方がいうには、ポンプを外すときに不凍液があふれ出すので全て捨てて空にしないとできないけど不凍液は注文しないとない、、ということ。
不凍液を交換するとなるとその材料代だけで1万円以上するし、何日か後にまたきてもらわないといけないのでそこは私が提案して多少不凍液がこぼれるかもしれないが手伝うのでこぼれないように上手くやりましょうということでチャレンジ。コップ1杯分くらい不凍液はこぼれてしまいましたがポンプ交換は簡単に完了して修理も成功。部品を交換するだけの本当に簡単な作業だったので次壊れたらきっと自分で直せると思います。それと温暖な地域なので不凍液じゃなくてもただも水でも大丈夫ということも知りました。不凍液は10年で交換(20Lで1.5万円くらい)するのでメンテを楽に済ますなら最初から水でもよいかもしれません。
ちなみにこの修理にかかった費用は、作業費6,600円、出張費2,300円、ポンプ部品代8,260円+消費税で計18,876円でした(作業時間は3時間弱)。まだ3年目なのでこんなに早く壊れないで欲しいのですが、すぐに修理に来てくれたのと思ったよりは安かったのでまあ”良し”とします。