5年ほど前に完成した『羽村のアトリエ』の建て主さんより連絡があり、3年ぶりにお宅訪問。美大教授の建て主さんですが、来年度いっぱいで早期退職することを決断され、奥様の実家のある宮崎県に移住されることを決断されたそうです。急遽宮崎での土地探しが始まったそうですが、その宮崎県に建てる家の方の設計の御依頼も頂けるとのこと。

こちらの羽村のアトリエは建て主さんがこだわって建てた家でほぼ理想に近い家と環境だそうですが、残念ながらこの度売りに出すことにしたそうです。

もしこの家に興味がある方がいらっしゃれば、建て主さんに紹介させて頂きますので私の方にご連絡頂ければと思います。

先日の建築相談会での雑談ですでに地方移住希望の女性陶芸家の方が早速この家に興味を持って頂いたようですが、1階の版画用プレス機を置いた土間のアトリエはまさに陶芸家の方とかものづくりを自宅でされる方にはぴったりだと思います。土手の上には散歩道もありカフェやギャラリーにも適した立地だと思います。川岸には野球場2面ほどの広大な運動広場があり、平日はほぼ誰も使っていないので犬を放してドッグラン的な使い方をされているかたも多くいます。

周辺環境も素晴らしく、南側の目の前は多摩川の土手（すぐ近くに桜並木）。2階からは川の対岸の山の風景がきれいに見え、南側道路には目障りな電柱も電線もありません。

すぐ近くには水田。休耕期の春先には一面チューリップで埋め尽くされます「根がらみ水田」。敷地の北側には水田に水を引く用水路に透き通った水が流れ巨大な鯉が悠々と泳いでいる風景にも出くわします。

一般的な住宅として使用するにはかなりくせがある家ですが（それでも3寝室とれます）、アトリエ付の住宅は希少物件だと思いますのでぜひお問い合わせください。建物のお引渡しは2022年3月予定です。