9月の中旬、パリに旅行してきました。パリ在住の友人を頼って4泊6日の短い旅でしたが、可能な限り市内のあちこちを見てきました。パリに着いてみるととにかく暑いことにびっくり。ちょうど熱波が来たようで最高気温が35度近くまであがり日本よりもよっぽど暑く、建物内も地下鉄もパリ市内はほぼ冷房がないということでこれはちょっとつらかったです。

パリは初めてなのでとりあえず凱旋門～シャンゼリゼ～コンコルド広場～ノートルダムあたりを見に。

あちこちに点在している教会は人も少なくて散歩の休憩にちょうどよい空間。


セーヌ川のシテ島突端の地下に埋め込まれたナチス被害者の慰霊施設。ここは建築としても素晴らしかったです。

夜のセーヌ川のクルーズ船からみたエッフェル塔のライトアップは本当に美しいですね。

セーヌ川に近い宿だったので毎朝セーヌ川沿いを散策、パン屋でクロワッサンを買って川岸でモーニングという優雅なひと時。

パリ市内の通勤風景。自転車が行列を成してます。それ以外に電動キックボードに乗る人も多く、政策で自転車レーンを増やしたそうですがそのせいで自動車の渋滞はどこも激しいようでした。



サマリテーヌ百貨店のSANAAのガラスファサード。

安藤忠雄氏の証券取引所をリノベした美術館。


有名な観光施設はどこも金ピカ度が高くてだんだん飽きてきますね。。

ポンピドーはパリの古い街並みにもしっかり調和しています。ガラス張の建物ですがここはしっかり空調が効いていました。

ルーブル、オルセー、オランジュリーなど有名どころの美術館は一通り訪問しました。オランジュリーが小さくて見やすくて良かったですね。


空間として一番好みだったのがパレロワイヤル。中庭の現在アートも全くチープさや違和感もなく宮殿にマッチしていました。

来年のパリ五輪に向けて建物や公園も工事中のところが多くて完全な状態でみれなかったのは残念ですが、工事中の仮囲いもデザインされています。



アラブ世界研究所。

コルビジェはサボア邸を見に行く予定だったのが予定が狂い結局見れず、唯一見たのはセーヌ川に係留されている「アジールフロラッタン」なのですがただの廃船となっていました。

ドミニクペローのフランス国立図書館は思ったよりも数倍スケールが大きな建築で素晴らしかったです。



最終日の夜、夜遅くまで開いているモンマルトルのサクレクール寺院を訪れましたが、いつの間にかミサに参列してしまうという思わぬハプニングも。

今回はパリ市内だけの旅でしたがどこも人が多くて都会すぎ、フランスに行くなら地方も行ってみたいと思わされました。