Sony Park Ginza

建築2024/9/20

三連休のうちの一日、音楽ライブで都内に出るついでに銀座でメゾン・エルメスの内藤礼の展示を見て、そのお隣のSony Park Ginzaを見学。
国立東京博物館で開催中の内藤礼の個展はすでに鑑賞して結構な問題作ではないかと思ってしまったのだが、エルメスの最上階ギャラリーで見る展示はほぼ似たような展示内容ではあるが、空間のスケール感がちょうど良くてこちらの方が見やすかった。
Sony Parkの方は正式オープンは来年1月とのことですがこの外観がインパクトあって早く見たかった建築。かつてのソニービルの地上部解体後に空き地のまま都市の公園のようなイベントスペースとして使っていたのも見ているが、今回完成したこの建物もその延長線上のコンセプトのまま全館をイベントスペースとしてのみ使うそうだ。この立地でその試みは単純にすごいと思った。

コンクリート打放しはあえて普通合板で荒々しく見せようとしたものだと思われるが、ピロティ空間内をうねる階段と相まってアルバロ・シザのイベレ・カマルゴ美術館に影響を受けているのではと思った。



外壁を覆うステンレス製の格子は緑化用ではなく展示のためのものらしい。

今は立ち入り禁止のバリケードが設けられているが海外の規格品だろうか、、重厚なものが置かれている。