ハニカムスクリーン

葉山のアトリエ2024/11/22

いよいよ寒くなって来たようで真冬になるとちょっと寒い我が家の2階LDの断熱改修を行いました。といっても南側の大きな窓のアルミブラインドをハニカムスクリーンに交換しただけなのですが。。
うちは1階のアトリエの土間には床暖房を埋め込んであってそれはそれは快適なのですが、小さな家でもその床暖房で2階まで温まるというわけでなく、エアコンもなるべく使いたくないので原始的なホットカーペットを使っています。2階LDには南向きの大きな木製窓(ペアガラス)があって晴れた日は冬は奥まで日が差し込んできて昼間は暑いほど暖かくなりますが、晴れない日の夜に床面でごろごろしていると、すぐそばの大窓からの冷輻射が少し寒かったのです。
断熱性能だとセイキのダブルハニカム構造の「ハニカムサーモスクリーン」が昔から有名ですが、窓の大きさが1枚で製作可能範囲を超えていたので、ダブルハニカム構造ではないニチベイのものを選びました。最近当アトリエで設計した高気密高断熱の「葉山下山口の家」の建て主さんが北側の窓に選んでいたのを真似させて頂きました。タチカワでも同等のものがありますがニチベイの方が1割ほど安いようです。もともとつけていたアルミのブラインドより定価は2.5倍程します。ちなみにネットのカーテン販売業者なら定価の55~60%くらいの価格で購入できるので、自分で寸法を測って取り付けられる方はそうされることをお勧めします。
その効果はというとまだ厳冬期ではないのですが窓からの放射冷却が相当改善したように思います。スクリーンの表面がまったく冷たくないので冷輻射やコールドドラフトをあまり感じません。今後もその効果の観察を続けます。