腰越の家

敷地は鎌倉の谷戸のほぼ頂上にあり、周辺の山並と山越しの相模湾を 同時に望むことができる。建物は2台分の駐車スペースを除きほぼ敷地形状 そのまま活用しているが、敷地の2辺に造成され鈍角を形成する擁壁の 上に跳ね出すようにしてバルコニーを長く設けている。 そのバルコニーに面してLDKや寝室、ガラス工房や浴室など各室を配置する ことで、山から海へと連続するパノラミックな風景を家中のいたるところ から楽しめるようにした。 また屋上には江ノ島方面を望むための特別なテラスも設けている。

計画地
神奈川県鎌倉市
用途
住宅
主要構造
木造在来工法
敷地面積
173.24㎡
延べ面積
130.00㎡
完成年月
2011年4月