佐助の家

里山に囲まれた鎌倉らしい風土の中にある分譲地の一角。 敷地は開発道路の突き当たりに2mほどだけ接道していて、 他の面はある程度の距離を保ちながらも全て隣家に囲まれている。 建物は4間×4間×総2階と小さく抑えて変形した敷地の 中央に配置し、四方を植栽で取り囲むことで小さな 家が緑の中に埋もれるように計画している。 内部はほとんど仕切のないオープンなワンルームとしているが 家のボリュームに比べると少し大きな家具を適所に造り付ける ことでスペースを生み出し、家具と建築の中間のようなスケール の家としている。

計画地
神奈川県鎌倉市
用途
住宅
主要構造
木造在来工法
敷地面積
171.41㎡
延べ面積
97.09㎡
完成年月
2010年8月