グレーでコンパクトな家

大磯の家 2012/07/12

引き続いて「大磯の家」の解説を。
敷地は畑を造成してつくられた分譲地。南側と道路のある西側はまだ畑のままの開放的は雰囲気ですが、近い将来に同じく住宅地として造成されるだろうと容易に想像されます。
同じように分譲された土地に先に建てられた家々が、色やテイストなどの統一感なく建ち並んで取り囲まれている状況なので、この場所にどのような建物がふさわしいのかは十分に検討が必要でした。
モダンな家としたいという御要望に従って、小さな箱型のシンプルな建物としましたが外壁の色についてはなるべく周囲の家の派手な色を受け止めないで、自らも主張しない地味なグレーの吹付け仕上としました。
少し変形した敷地形状でしたが、建物を2つのブロックに分けてその中心部をエントランスとして、2台分の駐車スペースと必要な諸室を無理なくレイアウト出来ています。

なるべくコストを抑える意味もあって、室内の天井高さを低めに設定して建物の高さを抑えたこととフラットルーフを採用したので、周囲の普通の2階建ての家と比べてもとても小さく見える家となりましたが、その分とりとめのない風景の中で引き締まった存在感のある建物となっているように思います。

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