末吉大通りの家

4車線の車道と歩道のある大きな通りに面する狭小敷地。大通りとは別に4mの生活道路に広く面していて下町の雰囲気も残る角地であるが、そこに建っていた店舗併用住宅の老朽化のため新たに2世帯同居の3階建て住宅への建て替えの計画となった。防火地域内の3階建てに該当するために耐火構造である必要があり構造は鉄骨造を採用している。但し間取り自体は木造住宅と同じようなスケールを用いているため、10センチ角の鉄骨柱によるブレース付ラーメン構造とすることで鉄骨造独特の柱型や梁型の室内への突出は極力避けている。また建て替え前の家にはなかった駐車スペースも今回は1台分新たに設けている。外壁はガルバリウム鋼板のスパンドレル張としたシンプルな箱型にまとめ、住宅地でない立地に合わせてあまり住宅風ではない小さなビル風の外観としている。耐火構造の建物であるが、外壁の一部や内部に木材を多く用いることやアプローチ廻りの緑を充実させることで以前と同じような下町の風景になじむような建物となるようにと意識した。

計画地
横浜市鶴見区
用途
住宅
主要構造
鉄骨造
敷地面積
79.19㎡
延べ面積
111.05㎡
完成年月
2017年2月