国際芸術センター青森

建物2008/5/6

前日の十和田市現代美術館、午前中の青森県立美術館、どちらも素晴らしくて
もうお腹一杯になってしまったところ、最後の仕上げとして安藤忠雄氏設計の
国際芸術センター青森へ。
アプローチの木格子のアーケード。
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水盤を湛える扇型の野外劇場。
1階部分が円弧状のギャラリーとなってます。
安藤建築らしく軸線が強い建築。
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少し離れた場所にある創作棟。さらに下には宿泊等が見えます。
1週間前までに予約すれば、創作活動やリサーチ活動する人に限り宿泊(格安)可能とのこと。
すごく人も少なくてさびしそうな場所ですが、景色はよさそうです。
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三十三間堂並に長い長い通路。消失するパースペクティブ。
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まさに安藤建築の王道のような建築ですが、先に見た2つの建築と比べるとどうしても古臭く
感じてしまいます(2001年開館)。人が少なくてあまり利用されてなく、維持管理もしっかり
できてないのもそう見える原因かもしれません。
建物の強度が強すぎて、周辺環境と真正面から睨み合っているような関係によって緊張感
を無理に強いられてしまうような感じ。
やはりもう少し柔らかに周囲と溶け込んでいくような建築の方が今の時代に合っているのかな
実感させられます。特に自然の中にあるような場所では。。

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