倉敷再訪

建物遊び2018/8/17

今年の夏休みは昨年同様皆さんより一週間前倒しで取り、香川の実家まで車で帰る途中に倉敷で一泊、帰る途中で京都で二泊する旅となりました。混雑期を外しているのでほぼ渋滞に会わないで行けます。

朝四時に葉山を出てお昼前には倉敷に到着。猛暑のピーク期だったのと、倉敷は街の北部で大雨災害にあったためか観光客はまばらでした。


お世話になった浦辺鎮太郎氏設計の倉敷国際ホテル。美観地区の入り口に建つ良いホテルです。前に泊まった時は外壁を補修して庇部をコンクリート打ち放しに戻したところでしたが、今度はそれ以外の白塗装部が汚れています。漆喰塗なのかも。



古民家再生工房の楢村徹産の仕事を見たかったので、最近作の「林源十郎商店」の中のピッツェリアでランチ。

ものすごく質の高い再生に感服。入っているお店も良いお店ばかりのようです。

他にも楢村徹さん設計の「Kurasiki Craft Work Village」も拝見。奥まった空間を上手く活かしています。



定番の大原美術館にも入館。この辺で少し熱中症気味に。本当に暑い日でした。

関東であまりみない焼杉も多く見受けられます。

ツタの絡まるカフェで一息。


アイビースクエア。

日暮れ前に阿智神社にも上ってみました。




翌日は近くの倉敷市立美術館にも初めて入ってみました。丹下健三氏設計です。

丹下さんらしく力強さの中に繊細な日本らしさを兼ね備えた建築でした。建物が時代を超えても良いままなので、展示の方法などや什器備品、サインがさすがに古いのでその辺をリノベーションすればもっとよくなるのにと思いました。