葉山芸術祭2019前半戦終了

ART遊び2019/5/8

長かった10連休も終わって再び通常生活に戻りました。連休中は遠出はしないで参加している葉山芸術祭の案内と他の展示をできるだけ見て回りました。葉山芸術祭はこのあとも5/19まで続き、5/18,19には当アトリエにて今回芸術祭3度目の展示(HIZIKI展3)もあります。

逗子の久野さん(一級建築士事務所ヒマラヤ)アトリエにてのHIZIKI展1。私も展示していてほぼ同内容で3会場巡回展示する1会場目です。

改元前後に無料開放された御用邸横のしおさい公園で開催された影絵のイベント。ワークショップで自らつくった動物たちを操る葉山の子供たちと影絵アーティスト川村亘平斎氏のやり取りがとても面白くて最高でした。

玉蔵院という風格のあるお寺も芸術祭の会場となっていました。

この連休は天気はいまいちでしたが晴れた日は海にも街にも人が溢れていてバス停や飲食店に長蛇の列と、大変なことになっていました。

森戸川に面する緑にあふれた真砂さん御夫妻のアトリエも公開されていて、ここの環境と雰囲気は本当に葉山らしくて素晴らしいです。

アトリエの建物も同じ葉山の加治邸と同じく遠藤新氏設計によるもので、綺麗にリフォームされてとても美しく使われています。


行きつけのカフェ、ヒマダコーヒーで見れたKOKUIKKOKUの作品。竹が握る人の心拍数に応じてほのかに振動します。

写真を撮り忘れた展示もいくつもありますが2回見に行った展示もあります。


HIZIKIメンバー内海さん設計でリノベーションした日高さん宅にて開催された「HIZIKI展2」。日高さん奥様のつくった美味しいケーキとコーヒーも楽しませて頂きました。

HIZIKI展2と日程が重なっていましたがうちのアトリエで展示したアーティスト土居大記氏によるインスタレーション作品「River Side」。川に面するこのアトリエの環境と夜間も展示するという前提で構想された作品です。

写真だとよくわからないのですが、実物を確かめに多くの人にお越し頂きました。

このインスタレーションの最終日にはまた別のアーティスト織咲誠氏による、芸術祭期間中あちこちの展示を漂流しながらひっそり忍び込むような展示も加わりました。


近所に自邸建設中の建築家清水淳さんの自邸現場でもライブペイントが行われていました。

連休最終日は今回芸術祭で最も物議を醸しだしたという作品「はやまの湯」をネタにしてのトークイベント。

「はやまの湯」を生み出した二人のアーティストの一人北川純氏の別の作品。全国の名も忘れられた銅像にTシャツを着せるというもの。

もう一人のアーティスト太湯雅晴氏の作品。美術館のコインロッカー内にゲリラ的に展示した作品。

「はやまの湯」はダイオキシン問題で操業停止となったごみ焼却場に温泉を作るというプロジェクト。実現はもちろんしないのですがイベント最後はその模型をもって海まで。

イベント参加者で海で記念撮影。売れないグループサウンズのレコードジャケットのような写真が撮れましたということです。


葉山芸術祭2019はまだ続きます。(~2019/5/19まで)