清春芸術村
ART建物遊び2019/5/30
蓼科にいる義伯父さんのところに遊びに行ってきました。
帰り道に一度行こうと思っていた北杜市の清春芸術村に立ち寄ってみました。
平日だったのでフランス人らしき団体客以外の客はほとんどいなくて閑散としていましたがなかなか見ごたえのあるところでした。
一度思うともう妖怪にしか見えないお茶室。
安藤忠雄さん設計の自然光のみで見る美術館。小さな作品ですがシンプルでなかなか良かったです。
立方体の箱の対角線上をトップライトのスリットが横断するのみの明解さ。
ルオー礼拝堂。谷口吉生氏の初期の作品。今の作風とは大分違いますが良くできています。
正面に見えるのがエッフェル塔のエッフェルが設計したパリ万国博覧会のパビリオンを再現したもの。これだけでも見に来る価値はあります。
白樺美術館も谷口吉生氏の作品。テイストは違いますが内部の空間構成は谷口氏設計の他の美術館との共通点も多くて完成度も高いです。
芸術家や作家などここに訪れた著名人の写真を見るだけでもかなり楽しめます。
若き日の谷口吉生氏の姿が。
ちなみにこれは先日初めて訪れたGINZA SIXの屋上テラス。雨が降っていて他に誰もいなく銀座の最高に贅沢な空間を独り占めできました。
昼食時だったのですが施設内のレストランも隣のレストランもやっていないということで、歩いて係の人に教えてもらった近くのそば屋さんに。まわりにはいい感じの小屋も沢山。
「翁」という超有名なそば屋さんだそうで確かに美味しかったのでこれはかなり得した気分。
これが休みだった清春芸術村の隣の古民家フレンチレストラン「素透撫(すとうぶ)」。来てみて知ったのですがこれも杉本博司氏が内装設計しているそうです。
さらにその隣には今回一番見たかった清春芸術村のゲストハウス。杉本博司氏設計によって最近できた建物で会員以外は入場できないということで残念でしたが何とか塀越しに内部を”垣間”見ることはできました。
どこか近くでお土産屋さんを、と検索して見つけた和菓子屋さん。夏季の土日しか販売していない水信玄餅ですごく有名のようですが他にも美味しそうな和菓子が沢山ありました。
お店がある旧甲州街道沿いには風情のある古い建物がいくつも残っています。
「七賢酒造」という酒蔵も立派な大きい建物で中も見学できるようになっていて楽しいです。
全くあてもなく行き当たりばったりの小旅行でしたがいろいろと楽しむことができました。