瀬戸内国際芸術祭2019~直島~
ART遊び2019/8/31
夏の瀬戸芸の続き、久々に直島にも行きました。ほとんどの作品は見ているのでまだ見れていない新らしい作品のみゆっくり見て回りました。とはいっても直島ではかなり歩きました。iPhoneの万歩計をチェックするとこの日が一番歩いていて、猛暑の中15キロ近く歩いてます。今回は建築家仲間とその家族も瀬戸芸に来ていて日程が微妙にずれているのですが重なったこの日だけは直島で落ち合うこととなりました。
島のメインの宮浦港ではなく、本村港へ高松より小さめの船でアクセス。港に建つこのオブジェはSANAAによる一応「直島港ターミナル」ということですが中は完全に自転車置場でした。
安藤忠雄氏の南寺。5回目くらいですがタレルの体験型の作品は全然飽きずに楽しめます。
直島の古民家内に作品を展示する「家プロジェクト」の初期からある作品。
三分一博志氏設計の「直島ホール」。ものすごく立派なホールです。歌舞伎?用の舞台もあり、畳の広間もありいろんなイベントに使えそう。
同じく三分一博志氏が古民家を改装した作品。冷たい池に足をつけることができて、猛暑の中のオアシスのような場所となっていました。
あまり見ていなかった屋外展示の作品も今回はなるべく見て回ることに。辺鄙な場所に作品が多くてそのためにかなり歩きました。これは池のほとりにあるお地蔵さんなのですがほとんどの人はこれが作品を気が付いていないみたいで、「スラグブッダ88」という作品なのですが、よく解説を読むと実際に直島にある仏像を、島に不法投棄された産業廃棄物を燃やした灰であるスラグでかたどったという、深くて素晴らしい作品です。
これは安藤忠雄氏の一応作品の「桜の迷宮」という、、桜並木です。春はきっときれいでしょうね。
巨大なゴミ箱。直島も豊島と同じく産業廃棄物の大量不法投棄の悲しい過去がある島ですので、初期の作品にはそのコンセプトが色濃く反映されています。
リ・ウーハン美術館。
庭にもリ・ウーハンの巨大な屋外作品。曲げた鉄板を左右の岩が抑えています。ここまで訪れる人は少ないですがとても美しい作品でした。
ベネッセハウスの中の絵の中にも描かれている2層の船。
黄色いかぼちゃは記念撮影待ちの行列が出来ていました。
直島にも海水浴場があって瀬戸内海なのでは中につかってみると水はたいしてきれいではないのですが、欧米の人たちは必ず泳ぎます。
帰りは宮浦港から。藤本壮介氏のオブジェ。夜はきっと綺麗でしょうね。
港の赤いかぼちゃ。
~直島編~終わり。