軽井沢では実物を見たくてしょうがなかった別荘を発見しました。斎藤裕氏設計の「好日山荘」です。

すごい造形。ストーンヘンジのようです。樹々に集う鳥たちが上下左右に遊びながら飛ぶ軌跡がこの建物のイメージとなっているそうです。以前私も２つに分かれた棟が空中でつながっているアウトリガーカヌーのような建物（海のパノラマ・葉山）を設計したことがあるのですが無意識的にこの建物を参照していたのかもしれません。

今では軽井沢町では軒の出が50センチ以上ないといけないとか、バルコニーを作ってはいけないとか、、景観条例が厳しすぎて逆に自由に建物の設計をすることができない状態になっています。今増築工事中の別荘でも新築時にちょっとした出窓にも50センチ以上の軒の出を設けないといけないと言われて本当かと思いました。誰が作った条例なのか不明ですが絶対変えた方がよいです。有名なこの吉村順三氏設計の軽井沢の山荘も今の基準だと条例違反となるはず。


他にも有名建築家の作品があちらこちらに。

なんかとても変わった建築が完成間近の様子でした。設計した建築家も想像がつきますね。

屋根の上がすごいことになってます。