ふじようちえん

建物2021/11/8

何度か見学予約していたものの新コロナのせいで中止となっていた「ふじようちえん」の見学にようやく行けました。いつも200~300人くらい参加があるらしいですが、今回は50人くらいでゆっくり見れました。場所は立川市、葉山からは遠くて行きは2時間半かかってしまいましたが行っただけのかいはありました。

最初にビデオを見ながら園長先生の説明があるのですが、まずその園長先生の話が素晴らしかったです。「ふじようちえんのひみつ」という本にもなっているので興味のある方は御一読をお勧めします。

まだ新コロナの心配はあるので教室の内部への立ち入りは禁止、中庭の芝は現在植え付け中でここにも立ち入り禁止なのがかなり残念でした。

楕円形の屋上テラス。大きなケヤキのある日影の空間はとても心地よい空間です。木のない部分は大人にはちょっと日射が強くて長居できない場所かな。

こちらは増築したと思われる部分。厨房とランチルーム、英語教室が入っています。

段々のテラスの軒下を利用して園の畑より収穫した農作物がいくつも干されています。

らせん状のガラスの建物。この建物だけでなく外壁がほぼガラスなのですが、飛散防止フィルムを張っているらしく、そのフィルムが透明性を著しく損なっていて外から室内が霞んで見える状態となっていたのが建築としてとても残念ですが、園児の衝突防止のためにあえてやっているのかもしれないですね。

幼稚園の設計をはじめてやることになって、いろいろ建築計画や法規制とかに詳しくなっていたのでとても参考になりました。(幼稚園の計画の方は中断になってしまいましたが)