四角い家

大町の家2022/8/31

「大町の家」の現場。外壁下地も終わり外観の雰囲気が見えてきました。

整形な土地で南北2方道路。鎌倉なのに斜線制限も緩い地域なので、建て主さん要望の四角い外観としています。インナーバルコニーやポーチを設けることで極力四角い外観を開口部で崩さないように工夫しています。外壁はモルタル+ジョリパットでグレー系に仕上げます。

玄関ドアはポーチの奥にアルミ既製品の引き戸。この家は工務店の役員のための社宅ということで、建具や建材、設備は全てメーカー既製品というしばりがあって、部材の寸法やデザインに建物を合わせないといけないという苦労があるのですが、さすがに既製品の玄関ドアは開閉が驚くほどスムーズです。木製建具で製作するとこんなに軽くてスムーズな引き戸は作れないのではないかと思います。見栄えの良くない外付けの上吊りレールは外から極力見せないような工夫もしています。