プレカット

鎌倉N邸2008/3/14

木造の場合、構造と下地、仕上が密接に結びついていて、なかなか
切り離せるものではありません。
自分で構造図を描いてみないことには、果たしてちゃんと納まっている
のかどうかも理解が難しいので、必ず自分で描くようにしています。


これはその設計図をもとに木材を加工する工場から送られてくるプレカット図。
ちゃんと納まっているかどうかひたすらチェックします。大体いつも納まらないのは
床段差の部分と設備関係。限られた高さを有効利用したいので天井内の高さは
なるべく節約しますが、その中に給排水管、換気扇ダクト、天井埋込型の照明、
エアコンとその冷媒管などなどがいっぱい走っています。
この図でも、ダクトがぎりぎり納まるか微妙というようなところを発見。
上棟して初めて気付くようなこともまれにあるので臨機応変な対応が必要と
なることも。。立体を2次元の図面で完全に理解するのは、いくら慣れて
いてもそう簡単ではありません。

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