鎌倉にて内藤礼を観る

遊び2010/1/24

鎌倉近代美術館での内藤礼の個展
「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」
は今日が最終日。
まだ初詣も行ってなかったので、鶴岡八幡宮へのお参りも兼ねて
観てきました。
直島の家プロジェクトや三渓園での横浜トリエンナーレで作品を観て
どれが作品なのかほとんどわからないような作品をつくる
人だと知ってましたが(ついさっきまで男性と思ってましたが)、
今回の展示もすごかったです。
天井からビーズを吊ってるだけの作品、
ワンカップ大関のようなビンに水がたまってるだけの作品、
壁の隙間にボタンが2個、嵌まってるだけの作品、、、
全て100円ショップで買えるような材料だけで作ってました。
制作費の安さ!は、桁外れ?じゃないでしょうか。。

美術の世界でも、建築業界以上に制作コストの問題は
大きいと聞きます。評価が難しいですが、これだけの
コストでこれだけの展示を行えることはすごいかも。
ともかく、、中庭に吊られたたった2本のリボンが風に
揺られる姿は妙に美しくて印象的でした。

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