法隆寺宝物館
建築2017/1/4
両国まで来たついで天気も良いので上野まで下町散策しながら歩いてみる。
上野の森の国立博物館。初詣のついでに訪れたらしき人や外国人の観光客が多いですね。
いつか見ようと思って近いからいつでも行けると未だに見ていなかった建築が博物館の奥にひっそりと隠れていました。谷口吉生氏設計の『法隆寺宝物館』。もう築15年になるそうですが久々に建築に感動させられました。
丸亀の猪熊弦一郎現代美術館と似ていて入れ子風に重なった2重の箱にさらにガラスケースの中間領域が挟まれている構成。光と影の面、素材と色使い、完璧なプロポーション、外部周辺の調和、面よりも線が目立つ構成で、谷口吉生氏の美術館もかなりあちこち多く見ていますがこれが最高峰と思います。
中も撮影OKとのことでうれしくてずっと写真ばかり撮ってしまいました。何度でも訪れたいと感じる場所だったのでもう少し人の少ない時に再訪してみようと思います。
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