設備関係

葉山のアトリエ2017/1/31

「葉山の新アトリエ」の現場。

今週はとうとうウレタン断熱の吹付工事が入るので、その前に壁に埋まってしまう設備関係の配管配線も済ませておく必要があります。小さな3階建ての家で各階+屋上に給排水があり、パイプスペースも余裕があるわけではないので配管類がこのように集中することになってしまいます。この設備の配管ルート、配管スペースだけはよほど余裕を見てない限り設計通りに上手くいくことはまれで、結局配管スペースを大きくせざるを得ないことがほとんど。こういう状態を見てしまうと、トイレは家に一つでよいのではないかとか、お風呂の追い炊きも要らないのでは、LANは全て無線LANでよいかという考えも浮かんでくるのですが、なかなかそうはいきません。

この前現場で施主塗装した外部の部材も取り付けられてました。これは道路側の建物の顔となる部分なので2階の木製サッシと3階の非常用進入口(火事の時消防隊が入ってくる入り口)を縦につなぐ大きな枠材。外壁が杉の下見板なので枠も大き目のものを太く見せて木の存在感を出していきます。