ヘリンボーン&朝鮮張

神大寺の家2020/1/15

『神大寺の家』は上棟後の中間検査を受けました。木造2階建てでもこの中間検査があるのが当たり前だと思っていましたが、都内や葉山や逗子だとないんです。だから最近は中間検査がある方が珍しく感じます。



この家は建て主さんが選んだ高級なフローリングを使います。樹種はバーチ(カバ)無垢ですが1階が大工さん泣かせのヘリンボーン張、2階が同じくバーチ無垢の朝鮮張り。

朝鮮張りは初めての”挑戦”ですが、朝鮮張り用のフローリングというのではなく長さが乱尺サイズなので一工夫必要です。606,909,1212,1818の4種類の長さのフローリングがミックスされて梱包されていて、その混合比率はフローリングメーカーに聞いても正確にはわからないということだったので、実際に梱包を解いて確認します。一番長い1818サイズをボーダーとして使って、残りの1212と909をその比率(1:2)でうまく使い分けられるように割り付けを考えないといけません。606のものは多分目立たないところに使うことになりそうです。