沈壽官窯・Chin Jukan

建物2022/4/13

鹿児島市内から北薩へと向かう道中、予定していなかった「沈壽官窯」の前を通りかかったので入館してみることに。窯元を訪れるということをほとんどやったことはないのだけれど、朝早くからオープンしていてよい巡り会わせ。

広い敷地内の収蔵庫、売店、ギャラリー、登り窯などが美しい庭園の中にこれまた美しく配置されている。

とにかく敷地内の全てが美しく整えられていて、京都の寺院とも違った、窯元らしい”土”を感じさせる庭園。

撮影はできなかったが、収蔵庫内(有料だが入館できる)には初めて見る薩摩焼の名作の繊細さと少しの滑稽さに見入ってしまった。秀吉の朝鮮出兵までさかのぼる沈家代々の歴史も知ることができてとても興味深いものでした。

実際の工房での作業風景もガラス越しに見れるようになっていて、大型バスもとめられる大駐車場も完備するなど超有名な観光スポットでもあるみたいです。

ここには立ち寄って大正解でした。